拙著が工学院の2021年度一般選抜試験問題に採用されました

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2019年に出版した共著書の『孤立する都市、つながる街』(日本経済新聞出版社)は、全労済協会の研究会での議論をもとに、8人の執筆者で構成されたものです。

そのうち、江口が担当した章が、工学院の2021年度一般選抜試験に採用されたとご連絡がありました。

国語の試験で使われたとのことで、工学院を受験された方々にとって、少しでも有意義なものになったなら幸いです。

本書は、コロナ禍以前に書かれたものであるものの、潜在、顕在化している都市におけるつながりをテーマにしたものとして、出版から1年半、研究会からは2年以上経ちますが、いまでもじわじわと手にとってくれる人が多いと聞いています。

内容は今でも古びることなく、社会基盤としてのセーフティネットの構築、地域コミュニティにおける関係性の編み直し、コミュニティが持つ凝集性と開放性、都市全体における均質化と多様性など、それぞれの知見や実践をもとに章ごとに端的にまとめられた内容になっています。

ぜひ、ご笑覧いただけるとうれしいです。