神保町ブックセンターにて11月3、4日に企画展「十貫寺梅軒アングラ総決算」を開催します

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私が企画ディレクションに携わっている、神保町ブックセンターにて、11月3日と4日の二日間、以下のような展示を開催します。

▼十貫寺梅軒アングラ総決算 ―瀧澤コレクションを中心にー
https://www.jimbocho-book.jp/2253/

唐十郎が率いた「状況劇場」の看板役者だった十貫寺梅軒さんが持っている貴重なコレクションの展示と物販になります。夜には、両日ともにトークイベントを行い、70年代のアングラカルチャーについて振り返ります。

▼弾丸トークショウ 70年代「状況劇場」アングラ回想録 登壇者・十貫寺梅軒 (聞き手・加藤良1)
https://peatix.com/event/3727641/view

以下、企画概要です。

十貫寺梅軒アングラ総決算
―瀧澤コレクションを中心にー

前世紀、寺山修司主宰の「演劇実験室・天井桟敷」とアングラ演劇界で
双璧を成していた唐十郎主宰「状況劇場」の看板俳優十貫寺梅軒が、凡そ
半世紀近くの沈黙を破り、70年代アングラシーンを総括!
21世紀の今日、禁断の瀧澤コレクションの封が開くアングラ総決算!
赤瀬川原平の舞台装置、横尾忠則のポスター、澁澤龍彦、中上健次の生原稿、等など、約300点余。
70年代当時の珠玉の品々の展示即売と梅軒氏の弾丸トークショウを目撃せよ!

◆企画詳細
展示期間:2023年11月3日(金)〜4日(土)12時〜19時(入場無料)
場所:神保町ブックセンター イベントスペース

弾丸トークショウ 70年代「状況劇場」アングラ回想録
登壇者・十貫寺梅軒 (聞き手・加藤良1)

2023年11月3日(金)4日(土) 各日19:00〜20:30
【料金】1,500円+600円(1ドリンク)
【会場】神保町ブックセンターイベントスペース
【住所】千代田区神田神保町2丁目3−1 1F・2F・3F 岩波書店アネックス
【会場連絡先】tel:03-6268-9064 mail:jimbocho@soundsketch.info
【共催】モンゴロイド・デラックス/神保町ブックセンター


今は昔、1970年代。
若者達から熱狂的な支持を受けた
唐十郎率いる劇団「状況劇場」の
数々の舞台作品で根津甚八、小林薫、
大久保鷹らと並び看板役者として
活躍した十貫寺梅軒。
「状況劇場」とは何だったのか?
アングラとは一体何だったのか?
寺山修司主宰「天井桟敷」との渋谷

乱闘事件の顛末。パレスチナ公演の
実際。唐十郎初監督作品「任侠・玄界灘」
撮影中の安藤昇の素顔。
瀧口修造、金子國義、澁澤龍彦、土方巽、
大島渚、伝説の芸術家達が集合した
「乞食城」城開きの前代未聞の三日間などなど。
貴重な資料映像や画像を観ながら、
日本の芸術界が熱かった70年代を、紅テントを
中心に語り尽くす連日連夜のトークイベント。

十貫寺梅軒
1970年代の約10年間、唐十郎主宰「状況劇場」に在団。 根津甚八とは入団同期で、後輩には小林薫がいた。 紅テントでの出演作には「少女都市」「唐版・風の又三郎」 「蛇姫様」「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」「糸姫」 など多数。 大きな話題を呼んだパレスチナ海外公演やバングラデシュ海外公演 にも出演。 退団後は映画や舞台、TVCMなどで活躍。

加藤良1
広告監督・コラージュメイカー・電子音楽家。 美学校「赤瀬川原平・考現学研究室」卒業後、 CF監督として活動中に十貫寺梅軒氏と知己を得て、 氏には多数の面白不条理CMに出演してもらう。 高校時代からの「状況劇場」のファンでもあった。