7月27日開催 都市型農園―まちのスキマを活かす農の可能性:コモングッドトーク vol.4(ゲスト:淡路景観園芸学校 景観園芸専門員 新保奈穂美さん)

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月一恒例になっている「コモングッドトーク」。コモン(ズ)とグッドを重ね合わせた言葉で、ニュースレター「コモングッドをもとめて」から派生した、学芸出版社とコラボして進めているトークシリーズです。

第1回目はシェア図書館「だいかい文庫」を運営しながら、「ケアするまち」づくりに取り組んでいる守本陽一さんをゲストに、小規模多機能な場所がもたらす役割についてお話いただきました。

第2回目は、沖縄で100年以上続く「共同売店」についてリサーチなどを行う愛と希望の共同売店プロジェクトを運営する山田沙紀さんと小林未歩さんをゲストに、地域経済のハブとしてのあり方や地域福祉としての役割へと変遷する共同売店の今をお話いただきました。

第3回目は、鹿児島県大崎町で持続可能な町を模索する合作の鈴木高祥さんと大崎町役場の中村健児さんをゲストに、リサイクルを含めたゼロウェイスト、ローウェイストなあり方やSDGsの関わりについてお話します。(イベント詳細、申込はこちら

各回ともに参加者らからも好評で、コメントや質問も多くいただき、大変有意義なイベントとなっています。

そして、第4回目は、まちの空き地や遊休地を農の空間として活用する「都市型農園」について研究・実践されている淡路景観園芸学校 景観園芸専門員の新保奈穂美さんをゲストに、都市における社会共生や多様な人を巻きこむインクルーシブな仕組み作りについてお話します。

▼新保さんの研究活動はこちらをご覧ください。
https://www.awaji.ac.jp/about/staff/sennin/shimpo

▼新保さんのインタビュー記事はこちら
https://www.toyotafound.or.jp/joint/special/joint29_03.html

【イベント概要】
日時|2021年7月27日(火)19:00〜21:00
会場|オンライン(Zoomミーティング)
配信URL|お申し込みいたいだいた方に、peatixメールにてお知らせ致します。
参加費|一般参加:1000円
申込|https://commongood-talk4.peatix.com/view
定員|100名
主催|株式会社トーキョーベータ、学芸出版社(コモングッドをもとめて×がくげいラボ コラボ企画)

【ゲスト】
新保 奈穂美(しんぽ・なおみ)|淡路景観園芸学校 景観園芸専門員
埼玉県生まれ。2010年東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修卒業。2012年東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程、2015年同博士課程修了。博士(環境学)。2014年日本学術振興会特別研究員DC2、2015年同特別研究員PD、2016年3月より筑波大学生命環境系助教、2021年4月より現職。博士課程時にウィーン工科大学(オーストリア)に留学、ポスドク時にリンカーン大学(ニュージーランド)に研究滞在。国内外の都市型農園について意義の変遷や運営方法、都市計画上の位置付けについて研究。兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師。