JSTのムーンショット型研究開発事業に関する対談記事を制作しました

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国が推進するムーンショット型研究開発事業では、9つの目標を掲げ、挑戦的な研究開発の後押しをしています。


そのなかで、科学技術振興機構(JST)が推進するムーンショット目標のうち、目標8である「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」についての対談インタビュー記事を、JSTが運営するnoteにて制作しました。

▼気象制御が、信頼できる“まちのインフラ”になるには? 技術と社会制度の両輪から考える 澤田洋平×泉山塁威
https://note-moonshot.jst.go.jp/n/n295cb6cf7d1c


2050年を目標に 気象制御 を目指す研究開発をもとに、未曾有の災害に対し、気象制御という新技術がいかに社会で受容されていくか、今後の都市計画やまちづくりのあり方についてまとめています。

澤田さんの研究紹介については、以下のYoutubeからも見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=7t5LUeI6fXM

先日のIPCCによる最新の発表でも、温室効果ガスを2035年までに世界全体で60%削減が必要だとされており、地球規模における問題は喫緊のものとしてあると感じます。


気候変動が進めば、ますます台風など災害規模も増大化していく可能性は大きく、気象制御という新しい技術の可能性が、どのようにして社会に受け入れられていくのか、注目していきたいと思います。対談であるように、技術と社会は表裏一体であり、技術が社会に受け入れられなければ意味がありませんし、社会のあり方によっては、インストールされる技術も変わってきます。まさに、昨今のAIの技術もしかりです。技術と社会が互いに影響し合いながら変化していきながら、変革が促されていくのでしょう。

なお、本記事は日英両記事にて公開されています。

◆English site , here

▼Making Weather Control a Reliable Part of “City Infrastructure”: A Tag Team of Technology and Social Systems – Yohei Sawada x Rui Izumiyama.
https://note-moonshot.jst.go.jp/n/n1bd6cf429ca7